2020年からのコロナウイルスの影響で、中国からの爆買い観光客が途絶えていました。しかし、2023年8月10日から正式に中国からの団体旅行が解禁され、これにより中国人観光客が日本に再び入ってくるようになることが期待されています。
このニュースは、日本の観光業界にとって非常に重要です。日本の観光業界は、中国からの観光客にとって非常に人気があり、多くの観光地やホテルが中国語対応をしています。この解禁により、日本の観光業界は再び活気を取り戻すことが期待されています。
しかしながら、人気観光地近くのホテルや飲食店は、外国人の来店も増えて対応に追われることが予想されます。そこで、中国人インバウンドに対する対策を紹介します。
キャッシュレス決済
中国ではAripayやWechat payなどのQR決済が盛んで、日本国内でも中国のQR決済が使えるお店が増えてきましたが、小規模な店舗などは対応できていないお店もまだあります。そこで、QR決済に対応することで、中国人観光客の利便性を高め、来店数を増やすことができます。
写真付きメニューと英語・中国語表記
居酒屋などは、日本語メニューで写真などのないメニュー表のお店が多くあり、また、メニューを機械的に翻訳しても、メニューが正しく伝わるかどうかがわかりません。そこで、写真を載せて、さらに商品の特徴を補足することで、商品の特徴や味が伝わりやすくなり、中国人観光客の来店数を増やすことができます。
独自の集客
中国人インバウンドの集客には2つの方法があります。
①中国人同士のコミュニティ
中国人同士のコミュニティの口コミは絶大で、「Aさんの紹介だから間違いない」となります。ただ、日本人からしたら、中国人コミュニティへのアクセスも難しいでしょう。
②大众点评(大衆点評)
美食・買物評価アプリはこれ一択です。
中国ではGoogleビジネスプロフィールなどは使用できず、中国独自のプラットフォームが進化しました。旅行客のほぼ全てが大众点评(大衆点評)を使い、お店を探します。大众点评(大衆点評)の店舗掲載やクチコミ、キャンペーンなどを利用することで、中国人インバウンドの来店数を増やすことができます。
上記の対策を講じるだけで、中国人観光客の来店数を増やすことができます。私自身も以前の会社で海外出張を多くしていたので、言葉が通じなくても上記の対策ができているお店であれば、安心して食事を楽しめました。
今回の記事はいかがだったでしょうか?
また、エキマエでお会いしましょう!